2017年11月19日

センター日本史 明治6年の政変

1873年(明治6年)の8月、遣外使節団の留守をあずかる留守政府は、朝鮮へ西郷隆盛を派遣することを決定します。ここでは朝鮮が開国して国交の要求が受け入れなければ、武力を背景に征韓か否かの強硬姿勢をとりうる方針(征韓論)であることを内定しました。


国内の不満を持つ士族たちの目を海外に向けさせるねらいがあったとされています。しかし、同年9月に岩倉具視ら使節団の一行は、海外列強諸国の発展を見てきているため、内政をを優先すべきと征韓論に反対しました10月半ばのことです。参議などの両者は以下のように分けられます。


征韓論の立場:西郷隆盛、板垣退助、江藤新平、後藤象二郎、副島種臣

非征韓論の立場:大久保利通、岩倉具視、伊藤博文、木戸孝允


両者は論戦を行いますが結局その翌日には西郷隆盛の派遣を決めます。しかしその5日後には岩倉具視が太政大臣代行となりその決定を覆し、天皇も西郷の使節派遣不可とする岩倉の提案を受け入れる勅許を出します。


それをみた征韓論の立場の5人の参議は辞表を提出し、受理されます。この一連の政変を明治6年の政変といいます。


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2017年09月22日

基礎基本はなぜ大切か

このブログではつねづね基礎・基本は大切だというお話をしてきています。その理由をお伝えします。



一例をあげると最近取り上げた三角関数。すでに結構難しい問題をこなしつつある人もなかにはいるかもしれません。


ある人は、難しい難関大学の三角関数の総合問題を解けていたにもかかわらず、なぜかセンターの本番でπ180°でなくて360°にして計算してしまっていたのです。


入試というのは普段しないことをしてしまうものです。つまり普段の練習時に自分がうっかりしやすい場所を「間違える」ことを通して、自分にとってうっかりミスしやすいところを慎重に通り抜けられるように熟知しておくことができます。


入試のための勉強というのは、こういうふうに自分にとっての危険地帯をあらかじめ知っておき、通常速度で通って構わないところと慎重に切り抜けないとミスしがちなところのメリハリを付けられる能力を養うことだといえます。

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2017年08月09日

漢文 漢詩の押韻

五言絶句は第一句~第四句のどこが韻をふんでいますか。「たしか第二句と第四句でした。」そうですね。韻をふむことを押韻といいます。


それでは七言絶句ではどうですか。「あと第一句が押韻します。」そうです。第二句と第四句に加えてさらに第一句で韻をふみます。


まとめましょう。

         押 韻(句)

 五言絶句     2,4

 七言絶句   1,2,4

 五言律詩     2,4,6,8

 七言律詩   1,2,4,6,8

となります。付け足しですが、七言律詩の場合は、三句と四句、五句と六句で対句となります。


ラベル:押韻 漢文 漢詩
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