2016年12月07日

化学 糖類で甘いものは

デンプンを単糖まで硫酸を用いて加水分解すると何ができますか。「え~と、グルコースだったかな。」そうです。

DSCN3521.JPG

植物はデンプンを二酸化炭素と水から合成して、植物の体の中で輸送するときには分解して水に溶けるグルコースに変えて運び、再びデンプンを生合成して貯蔵するということをしています。デンプンのままだと水に溶けず運べないからです。


そしてデンプンの化学式は(C6H10O5)nと書くことができます。つまりグルコースから水がとれて脱水縮合した形です。

  

逆にデンプンを加水分解すると

 (C6H10O5)nnH2O →nC6H12O6

nモルのグルコースになります。ショ糖と比べると上品で爽やかな甘さです。ちなみにショ糖はこのグルコースとフルクトースが脱水縮合したものです。


ところでデンプンは加水分解すると麦芽糖が得られます。これはグルコース2分子が結合した二糖類です。


文字通り、麦芽に含まれるアミラーゼによりデンプンに作用させると生じます。サツマイモが甘くなるのもイモに含まれるアミラーゼという酵素の働きによってこの麦芽糖が作られるからです。


水あめは麦芽糖からできています。上にあげたような単糖類や二糖類は甘いものが多く生物のエネルギー源となっています。


ラベル:糖類
posted by あまがえる at 17:00| Comment(0) | 化学 | 更新情報をチェックする
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