2017年03月16日

化学 合成樹脂

受験生にとってこの時期の1日はあっという間でないでしょうか。ああこれもしないとあれもしないとと思っているうちに夜が来てしまう。そんな時期です。


さて、ナイロンをはじめとして合成樹脂が開発され普及するようになって80年弱となります。身の回りを合成樹脂を全く使っていない状態にすることは、もはやほぼ不可能といってよいでしょう。


それでは代表的な合成樹脂についてひとつひとつ紹介していきます。①~⑤は熱可塑性樹脂、⑥~⑨は熱硬化性樹脂です。


ポリスチレン

 エチレンを付加重合することで得られます。反応条件を変えることで、低密度ポリエチレンと強度の大きい高密度ポリエチレンに分けられます。

ポリ塩化ビニル

C-Cl結合を持つ塩化ビニルは耐薬品性や対水性に優れ、種々の用途に使われています。ただし、燃やし方によっては毒性に強い塩素化合物が生じます。灰色などの顔料を入れて作ると光が遮断されて長持ちします。

ポリプロピレン

 プロピレンの付加重合で得られます。性質はポリエチレンに似ていて、透明で包装材に使われ、絶縁材料や各種容器にも用いられます。耐薬品性にも優れています。

ポリ酢酸ビニル

酢酸ビニルを付加重合して得られます。木工ボンドによく用いられます。成型品には軟化点が低いのでなりにくいです。

ポリスチレン

スチレンの付加重合で得られます。ベンゼン環を持ちポリプロピレンより硬いです。透明性が高く絶縁性に優れています。しかし耐熱性は劣ります。発砲ポリスチレンとしておなじみです。

フェノール樹脂

フェノールとホルムアルデヒドの縮合重合で得られます。ベークライトともいいます。絶縁性に優れており、基板やソケットなどに使われます。

メラミン樹脂

メラミンとホルムアルデヒドの縮合重合で得られます。尿素樹脂に似ていますが、より硬く塗料や健在、家具などに使われます。

尿素樹脂

尿素とホルムアルデヒドの縮合重合で得られます。ユリア樹脂ともいいます。耐熱性、強度が優れ電気器具や化粧版、家庭用品などに使われます。

シリコーン樹脂

Si-O結合の骨格に、Siを介してメチル基が結合した形状です。油状からゴム状のものまでつくることができます。撥水(はっすい)性が高くワックス、防水剤、電線の被覆材などに使われます。

posted by あまがえる at 18:00| Comment(0) | 化学 | 更新情報をチェックする
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