2017年04月03日

富を生んだ5つの化学工業

化学の学習進んでますか?化学は、身近な物質や実用的な方面の学習から取り組むと興味が持続しますよ。


無機化学の工業の代表的なものをここに示します。


五酸化二バナジウムを触媒に使った「硫酸製造法」

アンモニア製造の「ハーバー・ボッシュ法」

硝酸製造の「オストワルト法」

ナトリム製造の「ソルベー法(アンモニアソーダ法)」

鉄の製造法


これらは、それらの名称、化学反応、概略の流れ図が書けるようにします。よく出題されるところですので、早めに頭に入れておけば得点源になります。


名前のついている工程は、入手の容易な物質から巧みな反応経路で、付加価値の高い化合物や単体を生み出しています。


つくづく無駄なくよくできた反応経路だなと思えるはずです。先人の智恵に頭が下がります。この手法で巨万の富を築き上げた人もいます。


上であげた炭酸ナトリウムは、医薬品の原料として、それから製造途上でできる塩化アンモニウムは肥料として用います。


硝酸・硫酸は火薬、試薬製造や肥料の原料として使われます。またアンモニアは、肥料や合成樹脂やナイロン繊維の合成に使われます。


これらは過去の歴史ではなく、現在も工業的製法として使われているものです。日々改善が進みいずれも非常に効率の高い方法で製造されています。


鉄の製造では新日鉄住金(株)(先日世界遺産の指定をうけることになった八幡製鉄所はその前身)は、世界有数の鉄の製造拠点で、いまだにここでしか作れない高い技術の必要な鉄を製造しつづけています。


各工程の流れ図は、何度か書いていると必ず書けます。「小さな塾」でも書いてみるように言います。


すると、最初のうち生徒たちは「えぇ~」といいますが、書けるようになって問題が解けると、「何だ、簡単だ。」と言って満足そうに帰っていきます。




posted by あまがえる at 18:00| Comment(0) | 化学 | 更新情報をチェックする
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