2017年05月20日

大学入試対策ノートは易しすぎ?

このブログに来られて、「何だこの程度か」と思われる方もいらっしゃるでしょう。でもよく目を通してほしいことがあります。


じつはこのブログの記事の多くは、超難関と言われる「ある私立高校」の生徒がよくミスをしてきたところを中心に記事にしていることが多いです。


「え~、まさか。こんな簡単なところを・・・。」そうなんです、じつは間違いの多くは記憶違いや理解不足がほとんどです。その多くは基礎力不足。


したがってどこの高校の生徒さんだって、このレベルをきちんとマスターすることが難関大、ひいては超難関大を目指すうえで必須です。


この上のレベルだけが欲しい方は、ほかに優れたブログやホームページがありますからそちらを利用してください。


ましてや理系の方は、大学院進学がごく普通の時代になっています。そのうえで基礎力不足は大学院に進んでから致命的なことになってしまいます。


なぜなら大学院に進学する多くの方が、企業や大学の研究者や開発担当者を目指します。そこで新技術や新薬などを開発する上で、広範な基礎力を持った人が求められます。


あいまいな知識や狭い専門などはあまり役に立ちません。その場はしのげても、長続きしません。研究者だった私の経験から、アイデアが出せない方を多く見てきましたから間違いないと考えます。


話が広がりすぎましたが、何もこのブログは学習がわからない基礎力不足の高校生を助けるだけの、ごく基本的なレベルをサポートするだけの場ではありません。


むしろ、最難関を目指す方は、このブログでここがポイントだなと理解していただいていることでしょう。


入試で差がつくのはこうした確固とした基礎力です。応用のところでは差はほとんどつきません。(これも実際に採点を経験してきたので、お伝えできることです。)



取りこぼしの方がはるかにこわいです。そこのところをご理解いただきたいと思います。
タグ:最難関大学

2016年12月24日

理系と文系の違い

朝晩が寒くなってきました。山すそにある自宅から朝早く散歩しますと肌寒いほどになってきました。


高1の皆さんは自分が理系に向いているのか、文系があっているのか、考え始めているかもしれません。学校によっては高2の春から理系と文系のクラスに分けるようですから。


簡単に説明しますと、数学・理科に重点を置く理系と、国語や地歴・公民に比重が大きい文系に分けられます。英語についてはいずれもしっかり学びます。文系のほうが若干多いかもしれません。


でも数学の出来不出来で消極的に理系か文系か選ぶのはこの段階ではあまりお勧めしません。あきらめないで最後までがんばってみて、自分の興味の向くほうに(つまり好きなほうに)進むのが何よりです。


数学がそれほど得意ではなくても、動植物に興味がある人もいるでしょう。その一方で経済や金融の分野などで働きたい人は当面は文系の大学に進むことにはなりますが、数学的素養が必要になります。


なぜなら経済学を学ぶには多くの場合、数学が必要だからです。したがって経済学部はふつう文系の学部ですが、入試に数学がいるところが多いです。


また最近の大学によっては複合領域と言って文系でも理系でもない、あるいは文系でも理系でもある従来の枠組みとは違う学部や領域もあります。こういったところに進みたい人は当面の間、高校では理系のクラスを選んでおいたほうがいいでしょう。


文系に志望を途中で変えることを文転といいそんなに支障なく出来ますが、その逆つまり文系から理系にすることはなかなか困難です。


これは数学が積み重ねの学問だからです。途中から数Ⅱや数Ⅲを習うことは大変です。後半の理科も同じ理由から途中から習うのも同じく大変です。


現在、国は国公立大学の文系学部を再編させようと圧力をかけています。しばらくの間は組織改革と銘打って様々奇怪な名前の学部などが出現するでしょう。これらには惑わされないようにしましょう。


しっかり地に足の着いた学問のほうは、学部や学科の名前が何と変わろうと学ぶことは出来るのですから。淡々と学べばよいことに変わりはありません。


少し長くなってしまいました。逆に新しい学問領域がこの際生まれることも同時に期待したいものです。

2016年12月23日

高校に入った時といまの自分

こうして今ここにいる自分と、高校に入学当初の自分を思い出して比べてみてください。比べてほしいのは情熱や意欲など。どうですか。思い浮かばない人は古い自分の写真を引っ張り出して見てください。ああ、この頃はこうだったなあと思い出すでしょう。

DSCN3658.JPG

なにも今のあなたを批判しようとしていうつもりはありません。むしろご自分で振り返ってみて勇気や元気をもらってほしいと考えたからです。昔の自分の小さな頃の写真を眺めているとそんな気分になりませんか。


よし、明日もがんばろうと。いい映画などを見たときもそうですよね。したがって何でもいいので自分を奮い立たせる何かを見つけてほしいと思います。


そうしないとつらい受験勉強、なかなか一気に乗り越えようとするのは大変です。自分にむちうって、奮い立たせて、声かけて。


そうしてやっと入試の日です。それまでの苦労は何も発表の日で終わりではありません。この時期にこれだけがんばったことは必ず後の人生に何らかのプラスにはたらきます。


2016年12月06日

帰宅後の宅習の取り組み方

高校高校生は、この時期は日が短くなってきて多くの学校では部活の終了時間が早くなって早々に家に帰ってくることになります。まず何をしますか。

DSCN3566.JPG

何をしても構わないですし人それぞれでしょうが、時期が時期だけに時間を無駄遣いすることだけは避けたほうが無難です。


あとで後悔するより今は努力を続けるべきでしょう。したがって、家事がある人はてきぱき片付けて、弟や妹の世話をしないといけない人はそれをしつつ、自分のことも片付けていってください。


自分のことだけすればよい状態になったら早速学習の時間を確保して、その日やると決めていたことを予定より5分でも早く片付けることができたら、あと風呂や明日の準備など身支度をして・・・。こうしていると放課後から寝る時間まであっという間にすぎることがわかります。


この文を読んでいる皆さんは、部活がまた長くなるとこうなることはほぼ間違いありません。したがって今からそういうふうに時間を使えるように意識していきましょう。


PR
総合的研究 数学I+A (高校総合的研究)
続きを読む

2016年09月29日

適する進路はひとつではない

皆さんは将来何になりたいか頭の中に浮かびますか。そういう私も自分が高校1年生のときに将来何になろうと考えていたか思い出せません。印象が残っていないということはきっと何も浮かんでいなかったのでしょう。

DSCN3431.JPG

今の高校生たちも一面ではそうではないでしょうか。今の日本の状況からすると、皆さんが大学や専門学校などを卒業する頃の日本はどうかというと、現状と変わらないと考えている人が多いのではないでしょうか。


つまり若い人の就職はなかなか大変ということです。なりたいものになるより、なれるものになるというような選択の人の割合が増えることはあっても減ることはない。そういう状況が続きそうです。


先が見えないというのはある一面そういうことを内包しているのかもしれません。では視点を思いっきりかえてみましょう。


どうせ当面できる職業は普通はひとつですから、いくつかできそうなものを選んでみるということです。まあ、これはないだろうという職業を省いた以外はどれもやってみたら面白いかもという考えです。


一見すると安易なように見えますが、積極的な生き方のようにも思えませんか。若いからいろいろ適応できそう、自分からチャンスは作ればいいから。そう思えるならこの考え方のほうがうまくいきそうです。


行き当たりばったりかもしれませんが、どうにか食べていける日本です。勇気を出してさまざまあたってくだけろの精神も必要なときがあると思います。