2016年09月22日

地理 地図を見る習慣から

地理はどんな学習をすればいいでしょう。たとえば身近なところからはじめてみましょう。自分が行ったところを地図で探してみましょう。近くでもいいですし、遠くでも構いません。もちろん海外でもいいです。


たとえばシンガポールに行ったことがあるとします。家からどの空港からシンガポールに向かいましたか。空港までどんな交通機関で行きましたか。


飛行機で行ったとしたら、地元の空港まではどうやって行きましたか。かりに成田空港に到着してからはどうやって目的地まで行きましたか。


できればどこを通っていったかも地図でたどれるといいです。どの国の上を通って行ったかとか、何時に出て何時についたか。その際の時差はどのくらいだったか。


どこでご飯を食べたり休憩したりしたか、地図上で探してみましょう。面白い出来事があったとか親切な人に会ったとか思い出と一緒にたどると楽しいです。


そして目的地やホテルの場所はどこだったか、地図上で探してみましょう。そしてどこを巡って観光をしたとか、何を食べたとか地図上で行程を線で表してみましょう。


行った国ではどんな民族の人々が多かったですか。例えばシンガポールは多民族国家ですから、チャンギ空港(シンガポールの国際空港)には様々な国の案内板や、習慣の違いから必要な設備や食事までいろいろ気づいたことがあったはずです。


こんなふうに自分の行った場所を地図上で探したり、思い出したりすることで地図を見る感覚が養われますし、そのまま地理の学習になっていきます。


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2016年01月21日

二次試験 地理 出生率を考える

日本で言う出生率は特殊出生率を表していますが、これは「一人の女性が一生のうちで産む子供の平均人数 です。

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これに対して世界的に使われている普通出生率は、一定の人口に対するその年の出生数の割合をいいます。通常、人口1000人あたりにおける出生数で表します。


さて、日本の特殊出生率(合計特殊出生率)は、平成26年の人口動態統計(厚生労働省発表の概数)で、1・42前年を0・01ポイント下回りました。ここ10年ほどは緩やかに上昇していたのですが、ここにきてわずかに減ってしまいました。過去最低だったのは17年(1・26)です。


この数字が2を下回るということは人口が維持されていかないことを意味しています。国連などでは安定に人口を維持するには2.1と推計しています。


この数字の表す意味について説明できるようになることと、自分なりの考えをまとめていくとよいです。

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2015年12月28日

地歴の資料集を見てみよう

少し時間があるときに目を通すとおすすめのことをお伝えします。ふだん地理、日本史や世界史は教科書を中心に、ノートやプリントなどを使って授業が進んでいくのではないかと思います。

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授業があったばかりのことは記憶の残っていることが多いでしょう。したがって現在学習をしているところから、その場所についてはすぐに入試に対応できるようにしておくと、二次試験で地歴の必要な人は効率よく入試の学習に向かえます。


その際に重宝するのが資料集です。教科書とは趣が異なり、各出版社とも豊富な資料が入っています。資料集は各出版社が、地歴の面白さを伝えたい項目が並んでいるようです。


したがって知識をつけ、興味を深めるために十分な資料があります。そして、授業があった部分について、「ああ、なるほど思わせる資料があるはずです。


学校で習ったことを充実させ、かつ理解を深めるのに役立つ内容です。役立つだけでなく面白いものもあります。興味深いデータなどは教科書検定に左右されていないこともあるせいか資料集のほうがわりと自由に掲載されています。

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2015年12月26日

センター地理 熱帯気候の分類

ケッペンの気候区分のうち、熱帯についてまとめてみましょう。

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熱帯は赤道周辺域に分布する年中暑い気候です。季節によって、雨の少ない時季の有無にやその程度によって熱帯雨林気候(Af)、熱帯モンスーン気候(Am)、サバナ気候(Aw)3つに分けられます。この熱帯について表にまとめてみましょう。


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熱帯のハイサーグラフの特徴は、気温が高いところにグラフが横に長く伸びていることです。なかでもAmAwは、雨の多い・少ない時季があることから、左右に長いのが特徴になります。



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2015年12月23日

センター地理 正積図法について

今日は地理でよく登場する様々な地図のうち、形をなるべく正しく描く図法(正角図法)と、面積をなるべく精度よく描く工夫(正積図法)について説明します。必ず実際のそれぞれの地図を見ながら、学習してその特徴をつかんでください。

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(1)正角図法

正角図法のひとつである円筒図法(メルカトル図法)は高緯度になるほど極端に面積を大きく描きすぎることになります。


皆さんが統計マップなどで見る世界地図はこの図法が多いのですが、その点をよく理解してその性質をよく見極めておかないととんでもない間違いをしてしまうことになります。


例えばグリーンランドはこの図法ではカナダの右上の位置にあります。このグリーンランドとオーストラリアの大きさを比べてみてください。


グリーンランドの方が大きく見えますよね。でも地球儀があったら見てほしいのですが、ほらっオーストラリアの方がずっと大きいです。実際にオーストラリアのほうがずっと大きいです。


そこで、高緯度の地域についてわりと面積を補正して描こうという正角図法は円錐図法です。ランベルト正角円錐図法ともいいます。


この図法では緯線の方向と経線の方向の拡大率が等しくなります。つまり角の関係は正しい上に高緯度の面積は補正され、中緯度の標準線の付近のひずみを小さくすることができます。ただし世界地図には向きません。


ほかにも平面図法(平射図法)といって、極地方の部分の図や、航空図に利用されるものもあります。やはり広範囲を示すことには向きません。


(2)正積図法

一方、サンソン図法モルワイデ図法正積図法の一種です。前者は低緯度での形が正確ですが、周辺についてはひずみが大きくなってしまいます。


後者は前者に比べて中緯度のひずみが少なくなっています。その一方で低緯度では縦が実際より長く表現され、高緯度では横に長く伸びた形になってしまいます。


この両者の短所を補正したのが、その両者を緯度40度付近で合体させたのがグード図法です。


低緯度が良いサンソン図法と、高緯度のひずみが小さめのモルワイデ図法を組み合わせたものです。ちょうど丸いみかんの皮をきらないで上下から交互にひとつながりでむいた形を平面で表したような感じですから、海の部分などを合わせて表記することができません。


正積図法にはほかにボンヌ図法(地方図などを表す。中央経線付近が正確)、ランベルト正積方位図法(正距方位図法をもとに正しい面積になるように補正を加えたもの)などがあります。

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