2017年06月08日

酸化か還元かはこうして知る

ある原子が酸化しているのか還元しているのかわからないときは酸化数を使ってこうして調べます。


ちなみに酸化数が増えると酸化されたことになり、酸化数が減ると還元されたことになります


例えば化学反応式

Zn +H2SO4 → ZnSO4 + H2

においてZnZnSO4がそれぞれ酸化を受けたか還元されたか調べてみます。左辺のZnは単体なので酸化数は0です。右辺のZnSO4中のZnの酸化数は+Ⅱです。したがってZnについては酸化数が増えていますから、「酸化」をうけたことになります。


例題1.次の化学反応式においてFeは酸化されたか、還元されたか答えよう。

2FeCl3 +H2C2O42FeCl2 +2HCl +2CO2

左辺のFeCl3Feの酸化数は+Ⅲです。右辺のFeCl2Feの酸化数は+Ⅱですから、Feは酸化数が減っていますから、「還元」をうけたことになります。


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2017年06月01日

三角形の面積の求め方のいろいろ

Iでいろいろな三角形の面積の求め方が出てきましたのでまとめます。

(ア)2辺b,cとその間の角Aがわかっているとき

Iでは三角形の面積をいろいろな方法で求めます。例えば△ABC

S=1/2bcsinA ・・・①

これは2辺b,cとその間の角Aがわかっているときにあっという間に求められるよね。


(イ)3辺とも長さがわかっているとき(i)

何はともあれ余弦定理からcosAの値を求めるのが何より先決です。

()余弦定理でcosAの値を求める。

()sin2Acos2A=1からsinAの値を求める。

()sinAを①の面積の公式に当てはめる。


上の手順で面積を求めます。これがいつも使う定法です。

以下はあまり使わない方法です。


(ウ)3辺とも長さがわかっているとき(ii)

2s=a+b+cとすると

S=√s(s-a)(s-b)(s-c)

へロンの公式といいます。たいてい計算が大変になることが多く、あまりおすすめできません。


(エ)△ABCの内接円の半径をrとすると

S=1/2r(a+b+c)

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2017年05月26日

勉強がつらい人へ

勉強がつらいと思うとき、つぎのどちらに近いですか。

どんな勉強でもいやでいやでしょうがない。

普段の勉強はつらいが、でも調べ学習で興味が湧くとがぜん面白くなってくる。


のタイプの人は今回はごめんなさい。今日は②のタイプの人に対して書きます。じつは大学に行ってみるとわかることですが、ちょうど「調べ学習」的な学習の代表例といえば大学では卒業研究あるいは卒業論文です。


学校によって違いがありますが、教授との話し合いなどによってある程度自分でテーマを選んだり、探してきたりする場合があります。


つまり1年前後「調べ学習」的なことができるわけです。それこそやる気になればどんどん研究や調べる内容に深みや広がりが出てきます。しかも今まで人がやったことのないテーマもしくはその延長線上にある未知の分野などです。したがって新事実や新発見があれば、世の中に公表され、学術論文になるわけです。


教授の先生が何年にもわたり研究しているテーマというのは、じつは学生時代や大学院生の頃の研究テーマをそのまま押し広げていっている例が多いです。


というかある分野の研究テーマというのは様々な人と絡み合ったり、意外なところで繋がっていたりすることがあります。


ある日私は研究室をはなれて、私の知り合いの研究者Aさんのいる1000km離れた別の研究機関に向かいました。そこの見学に誘われたからです。


そこには何と私のふだんいる研究機関の上の階の部屋にいる研究者Bさんが、私が訪れる前日に同じAさんの研究室を訪れていたことを知り驚いてしまいました。まったく異分野のBさんがAさんと交流があることは知らないでいたのですから。


こんなこともありました。研究がまとまってイギリスの学術雑誌に投稿しようと、その雑誌の出版社のオフィスの住所を調べていたら、何とその号の雑誌に私がやった研究と同じ内容の論文が出ていたのです。


これには驚きました。何万kmも離れた場所でほぼ同じ時期に同じことに興味を持ち、ひと足先に論文を書き上げた研究者がいたのです。もちろんそれは知らないで研究をしていました。


話が横道にそれていきましたが、大学に行って好奇心の尽きない勉強や研究に出会えた人は幸せです。でもやりようによってはそんな不思議な体験もできるわけです。まあ、まずは大学に進んでみてください。そんな出会いに出会えるかどうかを楽しみにして。

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